保温栽培にチャレンジ!
冬に栽培できる野菜は少なく、畑を休ませるのが一般的ですが、不織布やビニールなどの保温効果のある資材を活用することで、冬でも野菜を育てることができます。栽培する品種や規模にあわせて、適切な資材をお選び下さい。
保温栽培のポイント
保温栽培に適した資材は種類が豊富にあるので、育てたい時期や野菜に合わせて選びます。
どんな野菜が作れるのか
保温しても栽培できない品種があります。種の袋に表示されている「適期表」を確認しましょう。
寒さに強い! 秋冬野菜が保温栽培におすすめ
ホウレンソウ・小松菜・青梗菜・水菜・春菊・大根・小カブ・ラディッシュなどが保温栽培に向いている野菜です。
おすすめの野菜と保温資材の組み合わせ
ホウレンソウ、ラディッシュ | 黒マルチ + 不織布のべたがけ |
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小松菜、青梗菜、春菊、大根、小カブ | 黒マルチ+ 不織布のべたがけ + ビニールトンネル |
保温資材の種類
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ビニール トンネル用のフィルム。換気穴のあいたものと穴がないタイプがあります。 マルチ 土の温度調節、乾燥防止、雑草の抑制などの効果があります。
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寒冷紗 通気性を保ちながら保温力もあります。トンネルに使用することで霜や寒風よけになります。 不織布 寒冷紗よりも保温力があり、通気性もあるので蒸れる心配がありません。畝にべたがけして使用しますが、トンネルにも使用できます。野菜が育っても大丈夫なように余裕をもたせて被せます。また、風で飛ばないように裾に土をかけておきます。
詳しくは各支店経済課、または経済センター営農支援課までお問い合わせください。