自己改革

3ヵ年計画の設定について

 JA町田市では自己改革に向け、3カ年計画を策定しています。管内における農業の課題やJAを取り巻く情勢等を再確認し、新たな3ヵ年計画の策定プロジェクトを発足し、会議を開催する中で協議を重ね組合員や地域住民の期待に応えるべく各施策を策定しました。

 新たな3ヵ年計画では、「未来へ続く町田農業の確立」「JA組織基盤の確立」「強固なJA経営の実践」「地域住民とJAをつなぐ地域社会づくり」の4つの基本方針を掲げ、持続可能な町田農業の実現とJAの発展に向けた取り組みを進めます。

『持続可能な町田農業の実現とJAの発展』の設定

基本方針 ①未来へ続く町田農業の確立

1.農業の担い手の支援・育成

 JAは、農業の担い手の支援・育成を強化し、JAの総合事業力を発揮することで、多様な担い手が将来に向かって安心して営農と向き合い、地域農業の担い手としての役割を発揮している姿を目指します。

2.都市農地の保全

 JAは、相続・事業承継の支援を各部署及び各専門家等との連携を充実させながら都市農地の保全に取り組むことで、将来に向かって農業・農地が受け継がれ、営農活動が継続的に行われる姿を目指します。

基本方針 ②JA組織基盤の確立

1.組合員との対話

 JAは、組合員との対話運動をJA運営の根幹として位置づけ、対話を通じて把握したニーズや課題について組織内で十分に検討し、組合員目線の組織運営、事業・協同活動提案を行うことで、組合員とJAが双方向コミュニケーションを行う姿を目指します。

2.組合員組織の活動推進

 JAは、組合員組織をJAの活動主体として位置づけ、組合員相互の交流等による仲間づくりやリーダー育成等の組織活動を支援し、組合員組織の基盤がより強固なものとなり、次世代の地域農業・地域社会・JAを担う人材が輩出される姿を目指します。

3.組合員と共に学ぶ機会の創出

 JAは、教育文化活動等を通じて、組合員・役職員が「わがJA意識」を高め、協同組合の助けあいの力の重要性に関する認識を深めることで、組合員が積極的に組合の活動に参加・参画する姿を目指します。

基本方針 ③強固なJA経営の実践

1.実効性のある経営計画の実践

 JAは、地域農業・地域社会の将来見通しや足元の経営状況等を分析し、組織のあるべき姿の実現に向け持続可能かつ実効性ある経営計画を策定・実践することで、将来にわたって組合員・利用者・地域社会にJAの価値を提供し続ける姿を目指します。

2.JAの信頼と価値を高めるガバナンス強化

 JAは、内部統制の強化やコンプライアンス経営に取り組み、健全な組織・事業運営を実践することで、将来にわたって組合員・利用者・社会から信頼され、選ばれ続けるJAとしての地位確立を目指します。

3.人的資本経営の実践

 JAは、持続可能な経営の原動力は一人ひとりの役職員であることを再認識し、人材確保や育成強化することで、役職員が最大限役割を発揮でき、組合員からも職員からも選ばれ続ける姿を目指します。

基本方針 ④地域住民とJAをつなぐ地域社会づくり

1.協同活動の展開

 JAは、地域社会において協同活動を展開することで、都市農業が持つ多面的機能の社会的価値向上につなげます。さらに、JAに期待される社会的役割を果たすことで、地域住民が積極的にJA事業や協同活動に参加する姿を目指します。

2.情報発信の強化

 JAは、国際協同組合年( IYC2025)等をきっかけとして、多様な広報手段の企画・展開として若い世代・アグリハウスの消費者層への広報戦略を強化し、JAのファン増加を目指します。

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