町田農業の未来を支えるためには、組合員との強固な信頼関係が欠かせません。JAの活動において、組合員との対話運動はその基盤となる重要な要素です。本記事では、組合員との対話運動として行った全戸訪問時のアンケートを実施し、多くのご意見をいただくことができました。いただきましたご意見は、今後の運営の参考にさせて頂きます。
Ⅰ.上期集計報告
Q1 自己改革の進捗状況について
基本方針①「持続可能な町田農業の確立」に関して
- 農業者向け融資の取り扱いが増えて助かっている
- 生産農家のための活動が見受けられる。活動の効果を感じる
- 農業者が減らない取り組みを強化してほしい
- 相続相談が役に立った
基本方針②「持続可能な組織基盤の確立」に関して
- 組合員の意見が反映されている点を知りたい
基本方針③「不断の自己改革の実践を支えるJA経営基盤の確立」に関して
- 新たなアグリハウスに出荷できるようになり楽しく、やりがいがある
- 窓口のコンプライアンス体制が少し厳しく感じることがある
基本方針④「市民と「食」「農」「JA」が織り成す地域社会の実現」に関して
- 収穫イベントで家族が楽しめるイベントが増えて嬉しい
- 子ども食堂の取り組みが増えていて良い
Q2 定期積金や共済の現金集金に代わるサービス向上策について(複数回答)

Q3 窓口事前予約制の導入について(複数回答)

Q4 金融店舗昼休みの導入について
【賛成】
- 対応する人が少なくなるため、待つならば実施したほうがよい
- 時代の流れ(働き方改革)からみても、導入されていることに違和感は特にない
- 昼休みを導入するのであれば、ATMを増やしてほしい
【反対】
- 農業者は昼に時間ができるので昼も営業していてほしい
- 昼休みがあると、コンビニより利便性が悪く感じる
- 相続や投資信託を強化するのであれば、昼も営業した方が良い
Ⅱ.下期集計報告
Q1 自己改革の進捗状況について
取り組み全体に関して
- 一つ一つの取り組みはとても良い。これらの施策がどのように相互作用していくのかが気になる
- 自己改革セミナーなどを開催してほしい
基本方針①「持続可能な町田農業の確立」に関して
- 農家の高齢化が進んでいるので作業支援を気軽に頼めるような制度や支援がほしい
- アグリハウスの地場野菜販売コーナーの工夫を期待したい
- 圃場を使ったリアルな講習会の開催や案内があると新規就農者は参入しやすいと感じる
基本方針②「持続可能な組織基盤の確立」に関して
- 全戸訪問アンケート内容について事前に告知があると答えやすい
基本方針③「不断の自己改革の実践を支えるJA経営基盤の確立」に関して
- 農住経営について、より高度な知識を有したアドバイザーがいると安心できる
- 職員の能力向上のために、今後も人材育成に力を入れていってほしい
基本方針④「市民と「食」「農」「JA」が織り成す地域社会の実現」に関して
- 料理教室や農業体験等のイベント開催があり、地域との交流が深められていると思う
- JA町田市もLINE等のSNSを活用し、情報を発信しているので今後は回覧板の電子化等にも期待したい
Q2 農地を維持していく上で課題だと考えること(複数回答)

Q3 Q2うちJAに相談してみたいこと

Q4 スマホ教室で習いたいこと(複数回答)

Q5 その他JAに期待すること
- LAの訪問活動には感謝しています。続けてほしい
- 賃貸住宅の建築融資等、農家所得向上に対し対応してくれて心強い
- 相続や税金等の相談業務の強化を期待しています。職員育成に力を入れてほしい
- 准組合員や地域住民を中心とした地産地消サポーターの規模拡大
- 高齢になってきたため、支部回覧の電子化、簡略化
- 組合員の高齢化が進んでいる状況なので耕作ができない農地も増えてきているなかで、JAに耕耘作業を依頼したが非常に助かった。耕作作業ができる人材の増員または育成してほしい
以上